| 緑茶茶葉より,高純度のカテキン類を収率よく精製し,これを用いて種々の食用油脂
に対する抗酸化作用を調べた。
粗カテキン(茶カテキン含量90%品)の微量をラードに添加し,AOM法でPOVの上昇を調べたところ図1の結果が得られた。
粗カテキンは,10〜50ppmといった低濃度でPOVの上昇抑制効果を示し,α−トコフエロールやBHAなど従来の抗酸化剤に比較して10倍から20倍の優れた効果をもつことを明らかにした。
同様な方法で,サラダオイルに対して粗カテキンを添加し,その効果を調べた。 トコフェロール200ppmやBHA200ppmはほとんど効果を示さないのに対して,粗カテキンは50〜200ppmの添加でPOVの上昇を明らかに抑制した(図2)。 |